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寺場 友達

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ヤマモモを採った話

1分テラ文書

あれは中学生のころだった。

 

僕の通っていた中学校は通学路にヤマモモという実が生る木が大量に生えていた。

 

六月になると大量のヤマモモで通学路一体が赤く染まり、甘酸っぱい匂いでむせそうになる。

 

 

 

ヤマモモは果汁がとても出やすいので、靴の裏は全員真っ赤だったし数か月間、通学路は赤いまんまだった。

 

 

この大量のヤマモモ。大量にあるのにただ道路に落ちて生徒に踏まれるだけでいいのか?

 

 

いや!良くない!

 

 

 

なにか有効活用ができないかと考えていると頭に一つの考えが浮かんだ。

 

 

 

 

そうだ。食おう

 

なぜそんな考えになったのかは完全に謎だがとりあえず食べてみることにした。

 

 

でもそこらへんに生えてるものを食べたら完全に不審者扱い。

 

 

運が悪かったら中学時代のあだ名はヤマモモ採り名人になってしまう。

 

それはなんとしてでも避けなくては。

 

 

というわけで人が少ない日曜日に行った。とは言っても部活をしてる人たちもいるので油断はできないが。

 

 

一人だとあまりにも不審者感が強いので信頼できる友達と一緒に行くことにした。

 

といあえずきれいそうなヤマモモを一つ食べてみよう。

 

 

ん! 甘酸っぱくておいしい!これ好きな味だ!

 

味はほとんどラズベリー。

  

 

 

あんなに多くの人たちに踏みつけられていた木の実がこんなにもおいしかったなんて驚きだ。

 

若干引いていた友達もそのおいしさに気付くと狂ったように食べ始めた。

 

 

食べていくうちにわかったのだが赤い色よりも黒くて熟しているヤマモモの方が甘くておいしい。

 

 

 

遠くの方でおじさんが冷えた目つきでこちらを見ているがそんなのお構いなしに食べる。

 

採れすぎたものはビニール袋に入れて家に持ち帰ることにした。

 

 

 

後から調べてみるとヤマモモは名前にモモとついているが全くモモとは関係ないそうだ。

 

名前つけたの誰だ。

 

 

 

それはともかく家に持ち帰ってヤマモモを父さんに見せてみた。

 

すると、父さんも子供の時に近所に生えていてたまに収穫していたそうだ。

 

なんてこった。まさかの思い出の味だったなんて。

 

 

 

おじさんから冷えた目つきで見られてもこんな感動的な話だったならまあ良しとするか。

 

 

 

 

いやまて。

全然良くない。

 

 

確かにヤマモモはおいしかったけど途中から明らかにおじさんから引かれてたし、多分部活動で来てた人たちも見てた。

 

 

さっさと帰りたかったが友達があまりにもヤマモモにハマるのでなかなか帰れなかった。

 

不審者に思われないように友達を連れて行ったのに逆に不審者と思われやすくなっていたなんて。

 

 

今度からはヤマモモは通販で買うことにしようと決めたのであった。

 

おしまい

 

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